
検診・予防接種・(各種検査)
検診・予防接種・(各種検査)
基本的な身体測定や血液検査、X線検査、心電図検査など、法定健診(労働安全衛生規則第43条・第44条)に基づいた内容の一般健康診断です。所要時間は30分~1時間程度です。
『定期健康診断』は、労働安全衛生法により企業に対し「1年に1回定期的に行わなければならない」と義務付けられている健康診断です。
『雇入れ時健康診断』は、企業の新規・中途採用時や、個人の方では就職・転職の際など、急な健康診断が必要になった場合にご利用いただけます(指定検査項目や所定用紙がある場合は、ご予約時にご相談ください)。会社(職場)や学校などに提出するための健康診断です。
特定健康診査は生活習慣病(メタボリックシンドローム)の早期発見、治療を目的としています。生活習慣病のコントロールが不良となり、メタボリックシンドロームに至ると、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の合併が起きやすくなります。特定健康診査はこれらの疾患のリスクを正確に把握し、様々な対策を立てる目的で行われます。
加古川市では
を実施しています。
加古川市国民健康保険と後期高齢者医療に加入されている方は、年度に1回、無料で受診できます。全国健康保険協会や国保組合、共済組合、企業健保の方は自己負担が必要な場合がありますのでご確認ください。
対象となる方には受診券(案内等同封)が個別送付されています。受診券と、その裏面の問診票に必要事項をご記入のうえ、保険証と併せて当院にご持参ください。
乳幼児から大人までの予防接種を各種実施しております。お気軽にご相談ください。
季節性インフルエンザワクチンの予約開始時期が確定しましたらお知らせします。
取り寄せのワクチンもありますので、電話もしくは窓口で相談ください。
幼児の予防接種は、母子手帳を確認させていただき摂取可能か判断させていただきます。診察にて接種不可となる場合もございますので、ご了承ください。
血液検査
血液に含まれている抗体や酵素、細胞などを数値化し、病気を診断したり、リスクを見つけたりします。主に貧血、肝臓の異常、腎臓の異常、高脂血症や糖尿病などの病気の発見につながります。
心電図検査
心臓の動きに伴う電気的な変化を波形(グラフ)として記録し、その波形から心臓の状態を把握する検査です。心臓の収縮するリズムの乱れや心筋の虚血の有無などが波形に表れ、心筋の血液循環の不良や壊死、不整脈などがわかります。
胸部・腹部エックス線検査
胸部や腹部に放射線を照射して、身体の中にある臓器に異常がないかを調べる検査です。
肺に異常な影がないか、心臓の形に異常がないか、お腹の中のガスがたくさんないかなど、診察では分からないところを検査します。
お身体に微量ではありますが放射線を照射するため、妊娠中もしくは妊娠の可能性がある方は、事前にお申し付けください。
超音波検査
人が聴くことができない高い周波数の音波を用いて臓器を見る検査です。
腹部超音波検査(腹部エコー)では、腫瘍をはじめ、脂肪肝、胆石、胆のうポリープ、腎のう胞、腹水など、様々な病気を発見するのに適した検査です。毎年受診することで、生活習慣から起こり得る変化を観察することもできます。
頚動脈超音波(頚動脈エコー)では、脳に血液を送る首の動脈にプローブ(探触子)を当て、頸動脈の詰まりや狭窄の有無から動脈硬化の進み具合を観察する検査です。脳梗塞、狭心症、心筋梗塞など全身の動脈硬化疾患の発生リスクの早期発見に役立ちます。
超音波骨密度測定
超音波を用いて踵(かかと)の骨の骨密度を調べる検査です。
骨密度は骨の強さを判定するための代表的な指標であり、骨粗鬆症などの診断に有効で、その後の治療や予防に役立ちます。
踵の骨の中を超音波が通るときの速度や量を測定し計測します。
簡易ポリグラフィ検査
睡眠時無呼吸症候群の診断を目的として、自宅で実施できる測定検査です。
眠っているときの呼吸パターンを判定し、無呼吸および低呼吸の回数と長さを計測します。
同時に、血中酸素レベルと心拍数の変化も記録することができます。
睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合は、専門機関に紹介します。
ABI/PWV(血管脈波検査)
動脈狭窄や閉塞、硬化を評価する検査です。
ABIとは足首と上腕の血圧の比のことで、動脈の狭窄や閉塞を評価する指標です。
健常人では足首の血圧は上腕の血圧よりやや高くなっていますが、下肢血管の動脈に狭窄や閉塞があると、その部分の血流が悪くなり血圧は低くなります。このことから上腕と足首の血圧を同時に測定することで血管の狭窄の程度がわかります。
PWVとは心臓の拍動が動脈を通じて手や足に伝わるまでの速度です。
動脈が硬いほどその速度は速くなることから、測定により動脈硬化の程度がわかります。
ホルター心電図検査
不整脈や狭心症などの心疾患を評価する検査です。
携帯用の小型心電計を用いて、長時間(24時間)にわたり心電図を記録します。
胸部に数ヶ所シール状の電極を貼り、心臓の動きを心電計に記録します。10分ほどで検査機器の装着は完了します。検査開始から24時間、眠るときも含めて装置をつけ続けていただきます。
この心電図の解析を通して日常生活における心臓の動き(拍動)を調べ、不整脈や狭心症などの異常がないかを検査します。
検査後の解析には、通常は2週間程度かかります。
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